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自己免疫疾患と食事管理: 4つの食品が病気を悪化させる理由 | Nihonjinfufuの小恰好商店はじめました

自己免疫疾患に苦しむあなたへ〜避けるべき4つの毒とは?

自己免疫疾患について

2019年12月初旬、まさにコロナが始まった頃、夫の飲食店の手伝いをしていた時に左中指を切ってしまい、慌てていたら隣の店のおばちゃんが水絆創膏を貸してくれたので、それを塗った直後、背筋に寒気が走り、それがきっかけで私は掌蹠膿疱症を発症しました。

私は当時会社を経営していて、美容サロンを4店舗と、スクール、美容商材販売などなど、経営者として10年ほど台湾で経営していた頃だったんですが、夫のお店が慢性的な人手不足だったため、朝から夕方までは自分の会社で、夜は遅くまで夫のお店へと、2足のわらじで働き詰め、とっても疲れていて免疫力がかなり落ちていた時だったと思います。

美容サロンでは長年通っていただいている超VIPのお客様だけを担当していたので、手足にぶつぶつが出てきた時は、長年のお客様にすごい心配をされてしまい、ショックで居た堪れなく、早く治さなくてはと10軒以上の病院をまわることになりました。

台湾大学病院で扁桃を切る手術を受けたり、自費診療の超高額な生物製剤注射を2回打ったり、金属アレルギーを疑って(結局日本に帰国してから検査したら、やはり重度の金属アレルギー持ちでした。)歯の詰め物を全部入れ替えたり、ありとあらゆる効果があると言われることは全てやりましたし、たくさんの文献や学術書まで読み漁りました。。。そのおかげでダイエットに成功したり、栄養学を学ぶことになったり、健康はお金では買えないほどの尊さがあること、健康であることの有り難さをしみじみと実感することができました。

さて、日本では今、全身性自己免疫疾患の患者数は, 約105万人、 臓器特異的自己免疫疾患の患者数は, 約745万人で, 自己免疫疾患の患者総数は推計で850 万人、つまり人口の7%が何らかの自己免疫疾患を抱えているとされます。

私もそのうちの1人だったわけですが、当時は台湾に住んでいて、その台湾では掌蹠膿疱症という病気はとても珍しく、確診されるまでとても難航しました。そのおかげで、色々と自分で調べて学ぶことも多く、今ではあのとき病気を経験できたことにすごく感謝しています。いろんなことに気づくことができるきっかけを与えてもらったと思ってます。

自己免疫疾患と食事管理の経験

昔のYouTube動画を見ていただくと分かる通り、手袋を重ね付けして料理をしています。「なんで手袋してんだよ?環境に悪い!」という否定コメントの多いこと多いこと。。。自己免疫疾患であることを告白してからは、多くの要らぬアドバイス(クソバイス)をいただきました。(笑)

それは食べちゃいけない!酒を飲むな!あそこの漢方医にいけ!あのお茶が効く!!などなど。。。。

しかし、私はそれらのアドバイスには一切返答しませんでした。なぜなら、私は独自に学び、実践し続けている食事法があったからです。

まずは体重をどうにかすることにしました。そのため、ケトジェニックダイエットに挑戦します。しかし、目標体重(目標体脂肪)まで落ちてからはやめました。なぜなら日本人の体質的にケトジェニックはずっと続けるものではないと思ったからです。やっぱりコメを食べたいですしね!笑

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また、早期にステロイド薬を放棄し、医者の指示も完全無視して進めた食事法のおかげで、私は病気から驚くほど早く寛解に導くことができました。今ではほとんど普通の生活を送っており、その事実に基づいて多くの自己免疫疾患者から今でもメッセージなどで相談を受けます。

先日もこちらのブログに相談してきた内容はこちらです。

この時のやりとりはこういう内容です。

あずきさんより:
こんにちは。自己免疫疾患がある場合、キノコ類、ナッツ類、種子類、スパイス(カレーや黒胡椒など)、トウモロコシを食べても大丈夫でしょうか?本で見たところ疑問があって、確信が持てません。あなたの経験に基づいて、どのような食事がよいか、アドバイスをいただけますでしょうか?ありがとうございます。

私の返答:
自己免疫疾患と一口に言っても、個人によって問題となる部位が異なるため、特定の食品を一律に食べてよい、あるいは食べてはいけないと言うことはできません。
これには個人の体質や、さらには民族的特性も関係します。
ですのでこのような問題を白か黒かで判断するのは適切ではありません。
それよりも重要なのは、以下の4つの有害な食品の摂取を止めることです:
すべての小麦粉製品、工業的に精製された植物油、精製糖、すべての乳製品
さらに、加工食品は完全に避けるべきです。

今回私が返答した内容、自己免疫疾患者がやめるべき「4つの毒」についてお話しします。

病気になりたくなければ避けるべき4つの毒

自己免疫疾患に苦しんでいるとき、たまたまYouTubeで当時参政党にいた吉野敏明先生の街頭演説を見ました。そこでは食べたらあらゆる病気になる4つの食品について話していました。

それから、私なりにその4つの食品をよく調べたところ、自己免疫疾患の私自身にもこの食材が病気を長引かせ、治らなくさせているんだということに気づき、すぐに避けることにしました。

これらを避けることで得られる健康上のメリットについても、詳しく解説します。

1. 小麦製品全般

自己免疫疾患のある人にとって、小麦に含まれる「グルテン」は避けるべき最大の敵です。

小麦に含まれるグルテンは消化されにくいタンパク質で、腸の粘膜に異物として蓄積されて炎症を起こすことがわかっています。また習慣のように食べ続けていると、グルテンが分解されるときにできる「グリアジン」という成分が上皮細胞と結びつき「ゾヌリン」というタンパク質が過剰に分泌されるようになります。ゾヌリンには、細胞と細胞の隙間を開けて通過をよくする作用いわゆる「腸漏れ(リーキーガット症候群)」を引き起こすことがわかっています。腸の粘膜に穴が空くと、異物(菌・ウイルス・たんぱく質)が血中に漏れだす状態が続くわけです。これは紛れもなく免疫撹乱物質の一つで、自己免疫疾患を引き起こす大きな一因と考えられます。特に現代の安い小麦製品はそのほとんどが遺伝子組み換えの外国産のグルテンを多く含む小麦を使っています。他にも農薬や防カビ剤などが腸から漏れている可能性も否定できません。これらが自己免疫疾患を誘発させたり、悪化をさせる主要な要因の一つと考えられます。

2. 精製された植物油

スーパーで売っているような工業的に精製された植物油は、原料油脂を超高温で脱酸、脱色、脱臭などの工程を経て不純物を除去して作られています。栄養価は一切抜き取られているばかりか、オメガ6脂肪酸の塊です。また石油系化学物質n-ヘキサンの遺伝毒性や発がん性は、ヒトでは調べられていないため、本当に安全であるか甚だ疑問です。 n-ヘキサンへの慢性曝露によって、末梢神経系に遠位端軸索変性症(degenerative distal axonopathy)が高頻度で起こることも知られており、神経系への影響を考えると、自己免疫撹乱物質である可能性は否定できません。

また過剰なオメガ6の摂取は体内の炎症を促進し、自己免疫疾患の症状を悪化させる可能性も否定できません。また植物油を使いやすくするために固形化したり高温脱臭する工程ではトランス脂肪酸も生成されるため、自己免疫疾患の方でなくても避けるべきです。

3. 甘いもの全般(特に精製糖)

自己免疫疾患に苦しむ方が最も注意すべきものの一つが砂糖、甘い物です。砂糖は、白血球の細菌を食べる力(喰菌作用)を弱め、免疫力に影響を与えることがわかっており、病気の治りを遅くさせるばかりか、悪化させる要因になります。過剰な砂糖摂取は、関節リウマチなどの炎症性疾患のリスクを高め、病気を進行させ、さらに悪化させます。

砂糖はまた、強い中毒性を持ち,精神面にも影響を及ぼすことがわかっており、過剰な砂糖摂取は血糖値の急激な変動を引き起こし、炎症や免疫機能の乱れにつながることがわかっています。特に自己免疫疾患の症状が強い状態の時は、甘いお菓子や調理に使う砂糖にも気をつけるべきです。

4. 乳製品全般

多くの日本人は、乳製品に含まれる「カゼイン」を適切に消化することができません。これは、祖先が酪農を営んでいなかった民族に共通する特徴です。カゼインは異物として免疫系を刺激し、自己免疫反応を引き起こす可能性があります。

また乳製品には、インスリン様成長因子(IGF-1)などのホルモンも含まれており、これが体内のホルモンバランスを乱し、自己免疫疾患を悪化させるリスクがあります。乳糖不耐症の方は特に注意が必要で、乳製品を摂取すると腸の炎症が引き起こされ、免疫系に悪影響を及ぼすことが報告されています。一部の研究や臨床報告では、乳製品の摂取が特定の自己免疫疾患の症状を悪化させる可能性が示唆されています。

4つの毒をやめることによるメリット

  1. 炎症の軽減
    上記の食品を避けることで、体内の炎症を抑えることができます。これは、自己免疫疾患の進行を遅らせ、症状の緩和に繋がる可能性があります。
  2. 消化機能の改善
    腸内環境が改善されることで、栄養の吸収がスムーズになり、全体的な健康状態が向上します。
  3. 免疫バランスの調整
    これらの食品を避けることで、過剰な免疫反応を抑え、免疫機能が正常に戻る可能性があります。

今までこのことについて言及しなかった理由

今までたくさんの方からどうやって自己免疫疾患を治したのかという質問をいただいてきました。しかしこの4つの毒について話すことは、一切ありませんでした。

それは、どうせこの話をしても「そんなの無理。」とか、「できるわけない。」と否定されるのがオチだと思ったからです。私の有限である時間を否定で終わるやりとりに使うほど無駄はないと思っていたからです。

しかし、今でもしょっちゅうメッセージをいただくたびに、無視もアレなので(笑)そういう相談がこれから来たら、これからはこの文章を読むように〜と言えるようにしておこうと思ったからです。

そして、できないならできないでいいじゃないか、と思うことにしたんです。だって、真剣に病気について悩んでいる人なら、絶対試してみると思うし、そんなに病気に悩んでなくて、病院の先生に任せればいい〜と思うような人は、わざわざこのブログまでも辿り着かないと思うからです。

自己免疫疾患の管理における食生活の重要性

食生活は自己免疫疾患の管理において非常に重要です。だって体は、私たちが食べる食べ物、空気、水、この3つで生命活動を続けているからです。

特定の食品を避けることで、症状の軽減や寛解に大きく寄与すると断言しましょう。今回ご紹介した4つの毒を避けることは、自己免疫疾患に苦しむ方々にとって非常に効果的なアプローチです。まずは小麦製品、精製植物油、甘いもの、乳製品を騙されたと思って3か月間控えてみてください。体の違いを感じることができると思います。

また、ストレス管理や十分な睡眠も自己免疫疾患の管理には欠かせません。忙しすぎる生活を改め、これらの生活習慣も見直しながら、まずは食事から改善を始めてみてください。食事が変われば、体が変わり、生活の質が向上します。

自己免疫疾患に苦しんでいる方は、ぜひこの4つの毒をやめることから始めてみましょう!

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